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エッセイを一度やってみたいなあと思い、真っ先に浮かんだのが「蚊」でした。
虫に関した著作はいろいろあるのですが、「蚊」は仏教に絡めて、輪廻転生まで発想が広がっていくのが面白いです。
それまで、私は小泉八雲という人に対して、「日本文化を知ろうとする外国人」のイメージを抱いていましたが、この作品を読んでそれだけの人ではないという、当たり前のことに気づかされて驚いたのも記憶に新しいです。
「蚊」に出てくるハワード博士は、ハワード・ステープルトン氏でしょうか?
断定できる情報を見つけられず、動画内ではふわっとさせました。
もし、読んでいたものが何だったのか分かれば、盛り込みたかったです。
演出に関して、今回はけっこう思い切ってやりました。
まず蚊に配役したことですね。
これは私が蚊のイラストでも気分が悪くなってしまったので、刀剣男士に頼みました。
こういう舞台のような演出は、私が親しんできたものなのですが、どうだったでしょう。
墓参り客は『其角と山賊と殿様』服部嵐雪役の後藤藤四郎、『花間文字』韓湘役の乱藤四郎に頼みました。
こういった他の役を演じるのも舞台的かなと思いましたが、まあ、ゆっくり文庫界隈ではままあることかと。
これからも、ひょっこり出てくることがありましょう。
弊本丸の俳優たちをよろしくお願いします。
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